最難関という選択
ネットを見ていると、まるで最難関をめざさないといけないような雰囲気があります。
三冠(灘・筑駒・開成)や最難関というキーワードが常に目に入ってきます。
そもそも最難関の定義も難しいです。
どこまでが最難関で、どこから難関になるのでしょうか。
以前は御三家(開成・麻布・武蔵)、女子御三家(桜蔭・女子学院・雙葉)、神奈川御三家(栄光・聖光・浅野)、神奈川女子御三家(フェリス・横浜雙葉・横浜共立)というわけ方もあったようですが時代ととも変化しているようです。
男子と女子の違い
男子の場合は各塾も三冠を意識しています。
灘合格実績を増やすために受験ツアーまであるそうです。
男子と違い女子は偏差値よりも、校風を重視する家庭が多いようです。
女子トップともいえる桜蔭と女子学院も校風が大きく異なります。
他にも偏差値だけでは語れない魅力ある女子校がたくさんあります。
偏差値ではなく校風で選ぶ
女子は特に偏差値ではなく校風をよく考えて学校選びをする必要があります。
差別化をはかろうと各中学が特色ある教育方針を打ち出しています。
学校説明会や文化祭など各種イベントに参加し広く学校選びをしないと、入学後に学校になじめない子がでてきます。
大手中学受験塾によっては、1年生から参加できる塾内学校説明会があります。
比較的余裕のある低学年の間にできるだけたくさんの学校説明会に参加することをおすすめします。
学校を選べるように
最難関をめざすかどうかは別として、できるだけ上のクラスに在籍する学力はつけておく必要があります。
各塾は過去の合格実績などのデータをもとに、志望校や併願校のモデルケースを教育相談などで提示してくれます。
多くの場合、校風よりも偏差値を重視したモデルケースです。
やはり校風を重視し、行ける学校ではなく行きたい学校を選べる学力はつけておきたいですね。
編集後記
最難関をめざす必要が本当にあるのか考えてみました。
女子の場合は校風を意識して志望校を選択する必要がありそうですね。
学校説明会に参加するためにも、各塾のサイトは毎月チェックする必要がありますね。