永遠のテーマ
低学年からの通塾は本当に意味があるのか。
永遠のテーマのように議論が繰り返されています。
それだけ興味深く、答えがないテーマなのかもしれませんね。
早まる通塾開始学年
大手塾の中学受験対応カリキュラムは正式には新4年生から始まります。
ただ通塾開始学年は年々早まっています。
新1年生から通塾する子が増え、早稲田アカデミーのスーパーキッズコースや四谷大塚のリトルコースなど低学年向けコースも人気が高まっています。
またアルゴクラブやパズル道場などに通い、中学受験塾に入塾する前に思考力を鍛えておこうというご家庭も増えています。
キッズBEE対策として通塾
低学年からの通塾開始がキッズBEE対策として有効かは疑問があります。
中学受験対策の算数とキッズBEEは直結していないからです。
既に通塾をしている場合には、最上位クラスに入るためにも塾の予習復習に専念することをおすすめします。
もし通塾中の教室で安定して最上位クラスを維持できるのなら、キッズBEEに挑戦してみるのもいいでしょう。
算数が得意から好きになるかもしれませんよ。
家庭学習とキッズBEE
Z会やスマイルゼミなどの通信教材を利用したり、市販問題集を使って家庭学習をしていると時間的に余裕もあります。
キッズBEEは家庭学習とのほうが相性がいいかもしれません。
もちろんメダリストには通塾中の子もたくさんいます。
家庭学習か通塾かの決め手
低学年からの通塾はメリットもあれば、デメリットもたくさんあります。決め手になるのは情報量と学習管理能力だと思います。
市販教材の中から、子どもに合った問題集を見つけるだけでも大変なことです。
さらに年間スケジュールを組んで計画的に問題集を解いていく学習管理能力は子どもは持っていないので、親が代わりに管理する必要があります。
どちらかが自信がなければ、通塾をおすすめします。
編集後記
今回は低学年からの通塾について書いてみました。
このテーマは永遠のテーマであり、今まさに直面している問題でもあります。
今後また掘り下げて書いてみたいと思います。